千葉大、薬局・CATV事業者など13法人 オンライン診療のコンソ設立

千葉大学医学部付属病院と日本調剤など保険調剤薬局事業者、MICINなどオンライン診療プラットフォーム、KDDI、住友商事、そしてジュピターテレコム他のケーブルテレビ事業者、計13法人は、地域住民が自宅で簡単に診療・服薬指導を受けられるスマート医療の実現を目的とした「地域スマート医療コンソーシアム」を設立したことを、2021年5月18日に発表した。

「地域スマート医療コンソーシアム」は、高齢者を含む地域住民が利用しやすいオンラインによる医療・介護・ヘルスケアサービスの普及促進を図るため、オンライン診療サービスの提供に携わる医療事業者、保険調剤薬局事業者、ヘルスケア事業者、ケーブルテレビ事業者などが参画し、課題解決に取り組むもの。

コンソーシアムでは、医療関連事業者が持つ診療・服薬指導の知見と、オンライン診療プラットフォーム事業者やケーブルテレビ事業者の通信機能を連携させる。医療分野のデジタルコミュニケーションの場を提供し、幅広い年代に利用しやすいサービスの普及活動を行う考えだ。他にも、人材育成や、利用者ニーズの発掘などを目的とした調査・勉強会などの開催、オンライン医療サービスを提供している事業者の商品事例やノウハウ・課題の共有などを行っていく。

参画医療機関・事業者は下記の通り。

【医療機関】
千葉大学医学部附属病院 患者支援部

【保険調剤薬局事業者】
ココカラファイン
トモズ
日本調剤

【オンライン診療プラットフォーム事業者】
インテグリティ・ヘルスケア
MICIN

【ヘルスケア関連事業者】
KDDI
住友商事

【ケーブルテレビ事業者】
愛媛 CATV
ケーブルテレビ
CCJ
ジュピターテレコム (事務局)
ZTV

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