東急建設 国内外ベンチャー投資へ50億円を出資 脱炭素や防災など

東急建設は、新たな成長機会の創出に向けて、国内外のベンチャー企業を対象に50億円を上限とする出資枠を設定したことを、2021年5月14日に発表した。

出資は、東急建設が2030年3月に策定したグループ企業ビジョン「VISION2030」の達成に向け策定した、10年の「長期経営計画"To zero,from zero"」において定めた3つの提供価値である「脱炭素」、「廃棄物ゼロ」、「防災・減災」および競争優位の源泉「人材」、「デジタル技術」の拡大に寄与しうる領域を対象とする。

東急建設は、社会的価値と経済的価値の両立によるサステナブルな社会の実現を目指す「VISION2030」や、企業理念に共感する国内外の有望なベンチャー企業に対し、直接あるいはベンチャーファンドを経由した出資を行い、建設事業とのシナジーを発揮する新規事業を展開していく考えだ。

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