センコー、ウィラー 高速バス貨客混載で荷物を低コストで輸送

センコー(大阪市)とWILLER EXPRESS(東京都江東区)は、2021年4月から、WILLERの運行する高速バスの荷物スペースを使い、小ロット荷物を低コストで運ぶ東名阪の「貨客混載」幹線輸送を開始した。貨客混載をするのは、江東区~大阪府堺市、~名古屋市港区、名古屋市港区~大阪府堺市を結ぶ3路線、1日約50便。

WILLERは、229台のピンクのバスを保有し、全国主要都市を20路線で結ぶ高速バス会社。貨客混載で運べる荷物は、1件350kg未満で、バス出発地までの集荷と、到着後の配送はセンコーが集配手配を行う。バスの荷物スペースを有効活用することで、東京~大阪の場合、1件1万8000円~4万3000円と、トラックと比較して低価格で利用できるという。

サービス開始後は状況を見つつ、顧客の希望時間帯や輸送量に柔軟に対応する、小ロット荷物のスピード輸送サービスとして充実を図る考えだ。

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