九州大学地域政策デザインスクール 政策研究発表会を実施

九州大学地域政策デザインスクールは、通年の講座を通じて取りまとめた成果を発表する政策研究発表会をオンラインで2021年2月27日に実施した。九州地域の5つの基礎自治体を研究フィールドとし、社会人と大学院生で構成された受講生が検討した政策を提言したものだ。2021年3月2日に発表した。

「地域政策デザインスクール」は2010年より、自立的な地域経営を担う高度人材の育成と、社会の課題解決に貢献する教育・研究を目的とする講座として実施している(関連記事)。

11回目となる2020年度は、提言の具体性や実現可能性を追求するため、福岡県飯塚市、みやま市、那珂川市、東峰村、佐賀県基山町と連携、研究フィールドとし、それぞれの地域特性や政策課題を踏まえ、新たな取り組みやビジネスモデルを政策提言として取りまとめた。

2020年度の講義テーマは「持続可能な地域に資する政策デザインの実践 〜新しい社会のかたち〜」。人口減少や高齢化などのトレンドや地方創生、Society5.0などの政府の方針を踏まえた新しい政策をデザインした。

九大政策デザイン2103.png