ケイスリー コロナワクチン接種へ理解向上サービスを行政に提供

行動科学のデジタル化を推進するケイスリー(沖縄県那覇市)は、公的通知サービス「BetterMe」において、新型コロナウイルス感染症のワクチンのリテラシー向上に関するコンテンツを行政向けに提供開始した。2021年1月26日に発表した。

ケイスリーの提供する「BetterMe」は、SMSと行動科学を組み合わせることで、行政と市民間のコミュニケーションの課題を解決するサービス。これまで、厚生労働省の実証事業で大腸がん検診受信者数が前年度比40%増となるなどの成果を上げている。この他にも、複数の地方自治体において市民の健康づくりに活用されてきた。

今回ケイスリーが提供するのは、主に市民に向けた新型コロナウイルスワクチンに関する情報を、地方自治体がSMSで配信するためのサービス。早ければ最初の接種が2月下旬から始まる新型コロナワクチンに関して、国民が自分自身で接種するかの判断を適切に行えるような情報の発信、より詳しい情報を知るためのきっかけ作り、正確な情報源への誘導を行う。

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