CTC、丹青社 共創を実現するバーチャル空間を共同開発

2020年12月22日、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)と丹青社は、VR技術を活用したコミュニケーションによる新しいオープンイノベーションモデルの確立に向け、「Innovation Space DEJIMA Digital」の共同開発に着手したことを発表した。2021年3月末まで試験環境下でデジタル活用のユースケースを蓄積し、ニューノーマル時代に対応した、企業のオープンイノベーションの創出を支援する。

「Innovation Space DEJIMA Digital」は、2017年にオープンイノベーション創出の場として開設した「Innovation Space DEJIMA」(東京都品川区)をVR技術によりバーチャル空間に再構築するもの。

コロナ禍において、ビジネスイノベーションを創出する社内外との共創の場を持つことが難しくなっていることを受けたもの。従来実施していたワークショップなどの交流の場をオンラインに置き換えるだけではなく、オンラインならではの仕掛けを施すことで、より活発なコミュニケーションを促進する。

今後も両社は、利用者の使いやすさや価値向上に向けた検証を進めるとともに、人々の交流の活性化を通じたオープンイノベーションの創出に貢献していく考えだ。

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