楽天と東急 データマーケティングソリューションの会社を設立

2020年8月31日、楽天(東京都世田谷区)と東急(東京都渋谷区)は、両社が双方で蓄積するオンラインとオフラインのデータを活用し、データマーケティングソリューションを提供する「楽天東急プランニング株式会社」(東京都世田谷区)を共同で設立したことを発表した。

楽天東急プランニングは、両社が蓄積するデータを活用し、両社のマーケティングソリューションの強化や東急グループの店舗マーチャンダイジングへの活用、広告主企業に提供する広告パフォーマンスの最大化、両社のアセットを組み合わせたOMOによる新しい購買行動や購買体験の創出を図る。

2020年10月より順次、東急ストアなどの東急グループの店舗で、店舗運営力向上の取り組みと効果検証を行う。11月からは両社のデータを活用したウェブ広告の実験販売や、二子玉川エリアにおける楽天のデジタルソリューションと東急の運用ノウハウを連携させた新たなデジタルサイネージの実験販売を行う予定だ。

楽天はEコマースをはじめとした70以上のサービスを提供し、1億以上の会員基盤に基づくデータマーケティングを強みとし、様々な施策やソリューションを提供してきた。また、東急は、東急線沿線の生活を、オフライン中心に包括的に支え、顧客と密度の高い接点を有することで、生活価値向上に努めてきた。
今後、両社は楽天東急プランニングを通じて、より一層の利便性、生活価値の向上を目指していく考えだ。

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