ルートレック あまおう栽培自動化へ 福岡市の実証実験支援に採択

ルートレック・ネットワークス(神奈川県川崎市、月刊事業構想2018年9月号参照)は、2019年10月30日、自社のAI潅水施肥ロボット「ゼロアグリ」が福岡市の実証実験プロジェクトに採択されたと発表した。

福岡市と福岡地域戦略推進協議会(FDC)は「福岡市実証実験フルサポート事業」(月刊事業構想2019年9月号参照)を実施しており、今回ルートレックのシステムをそのアグリテック部門に採択した。福岡市の一五千試案者の若手部会であるストロベリーディスカッションクラブ(SDC)の一部が、ゼロアグリを導入する。実証実験を通じて、福岡県を代表するいちご品種「あまおう」の栽培を自動化し、栽培にかかる労力を減らすとともに、データやノウハウを蓄積し、栽培技術の伝承につなげる考えだ。

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