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農水省 「食」に関するプロジェクトのキックオフを開催

月刊事業構想編集部(2019/7/1)

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農林水産省は、2019年6月28日、東京都渋谷区で「食かけるフォーラム」を開催した。「食かけるプロジェクト」は、食と他の要素の組み合わせから生じる、日本独自の食体験を集め、世界に向けて食事業として発信、販売する活動。農林水産大臣の吉川貴盛氏は、「この機会をきっかけに、『食かけるプロジェクト』が全国に広まっていくようにしたい」と冒頭であいさつした。

2019年度に農林水産省が中心となり、観光庁や経済産業省も協力してプロジェクトが始動している。このプロジェクトは、訪日外国人観光客が日本での食に関わる体験を持ち帰り、海外での日本食・食品の需要が拡大するようにするための枠組みを構築するものだ。魅力に富んだ食体験を募集し、表彰する「食かけるプライズ」の募集も開始された。

今回のイベントは2部構成で、第1部では「食かけるプロジェクト」の理念とコンセプトが紹介された。事業構想大学院大学学長の田中里沙氏や、JTB地域交流事業推進担当部長の西川太郎氏、トリップアドバイザー代表取締役の牧野友衛氏などが登壇し、食に関連した地域資源の活用について紹介した。外国人観光客向けメディアの「Time Out Tokyo」を運営するORIGINAL代表取締役の伏谷博之氏は「全世界の海外旅行者は14億人おり、毎年その数は増えている。日本食を海外旅行者の誘客に用いるのは全く理にかなっている。この動きを進めていくべき」と話した。

第2部では、食かけるプロジェクトのコンセプトに沿った先行事例が紹介された。まちづくり小浜の高野哲矢氏は、福井県小浜市の海産物や地元の食材を利用した宿泊体験、調理体験の着地型観光プログラムを紹介。アクセス-オール-エリア代表取締役の浜田岳文氏は、世界のフーディーが選ぶ国境を越えたレストランランキングの集客効果や、旅の目的地となるようなディスティネーション・レストランの存在意義などを紹介した。

「食かけるプライズ」の応募締め切りは8月4日。農林水産省食糧産業局食文化・市場開拓課長の西経子氏は「なるべく、地域の方々の負担になることなく応募できるようにした。インバウンドと輸出拡大の相乗効果を生み出していきたい」と語った。

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