アグリメディア、埼玉県羽生市の農業団地プロジェクトに参画

農業ベンチャーのアグリメディア(東京都新宿区)は、埼玉県羽生市の農業団地プロジェクト「羽生チャレンジファーム(仮)」に、コンサルティング事業者として参画する。2019年6月17日に同社が発表した。

同プロジェクトは、2018年3月に羽生市が策定した「観光農園等基本構想」に基づくものである。東京ドーム5個分ある羽生水郷公園の南側約24haの水田を畑にし、そこに観光農園、6次産業化やAIが導入された次世代農業の拠点を誘致する。チャレンジファーム全体で儲かる農業"を実現することで農業の担い手を増やすとともに、沼地の保全などを目指す。

アグリメディアは過去にも市民農園や農業公園を展開している(月刊事業構想2017年7月号参照)。多角的に展開してきたネットワークを活かし、事業者の誘致・選定、調整、交渉などのコンサルティングを実施する。さらに、参画事業者に対しては事業企画力や運営ノウハウを提供していくう。

「羽生チャレンジファーム(仮)」は2023年全体オープンの予定。それまでに順次、観光農園などを開園していく。

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