南紀白浜の顔認証実証にアドベンチャーワールドが参加

アワーズ(大阪府松原市)が運営する和歌山県西牟婁郡白浜町のアドベンチャーワールドは、NECと南紀白浜エアポートなどが実施している顔認証システムを利用した観光案内や宿泊、決済の実証実験に参加することを、2019年4月8日に発表した。4月19日から、同システムを用いてチケット購入と入園が可能になる。

2019年1月に開始されたこの実証実験「IoTおもてなしサービス実証」は、南紀白浜空港到着時あるいは事前に自宅で、クレジット情報と顔情報を登録しておくと、ホテルのチェックインや土産物店での決済が「顔パス」で行えるというものだ。リゾート地の域内で、手ぶらでも便利な観光体験を提供することを目指している。アドベンチャーワールドでは、専用の入り口を準備し、顔認証で入園できるようにする。

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