外国人のサービス業就業支援に向け OJTに動画教材を活用

ClipLine(東京都港区)は、YOLO JAPAN(東京都港区)と業務提携したと2019年2月25日に発表した。YOLO Japanは外国人材の募集、マッチングから面接、採用までを実施する企業で、ClipLineはクラウド動画OJTサービス「ClipLine」を提供する企業。業務提携により、外国人の募集からOJT、従業員のレベルアップまでを一貫して実施する。

YOLO Japanは、日本語が読めない外国人でも応募できる求人サイトの運営や、24時間対応可能な動画面接などを実施している。マッチングに成功し、外国人材を採用できても、現場での採用後の教育体制が整っていないために、仕事を覚えるまでに時間がかかる、職場に定着できないなどの問題が生じていた。

そこで、ClipLineの動画によるOJTで、動作をお手本に仕事を教えたり、複数の言語に翻訳した専用コンテンツを提供する。これにより、顧客企業の外国人人材採用・教育に係る問題を、ワンストップで解決できるソリューションを提供することが狙いだ。

YOLO Japanの外国人材採用マッチングサイトには、現在222カ国、7万人以上の外国人が登録している。ClipLineは、映像音声クリップを利用することで、オペレーションを見える化し、OJT教育を非対面でも実施可能にしたサービスで、介護福祉・薬局・美容サービスなどで6000店舗、11万人以上が利用している。

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