横浜銀行、京急、NTTドコモ 三浦半島地域の経済活性化で協定締結

横浜銀行と京急電鉄、NTTドコモは、「三浦半島地域の経済活性化に向けた連携と協力に関する協定」を2018年11月26日に締結したと発表した。三浦半島地域(神奈川県横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町)は、東京都心からアクセスが良く自然環境に恵まれているが、高齢化と人口減少などの問題を抱えている(月刊事業構想2018年6月号参照)。

今回協定を結んだ各社は、湘南海岸や食材などの観光資源や、横須賀リサーチパーク(YRP)を中心としたIT技術の集積などを基盤に、地域を活性化に取り組んでいく計画だ。

具体的には、同地域における産業振興、雇用の維持拡大を目指し、IoTを活用した中小製造業向けの生産性改善ソリューションを提供したり、YRPへの企業誘致を進める。また、マリンレジャーの活性化のため、葉山マリーナを活用する方策を考えたり、ドコモの「モバイル空間統計」(月刊事業構想2018年2月号参照)など、ビックデータ分析による関連施設への観光誘客の検討などを実施する。

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