サイバートラスト IoTセキュリティでセコム、大日本印刷から出資

サイバートラスト(CTJ)は、2018年9月23日、セコムおよび大日本印刷(DNP)を引受先とする第三者割当増資を実施したと発表した。

CTJは、「MIRACLE LINUX」ブランドでエンタープライズLinux OSを通信事業や公共、金融事業などの分野に提供している企業。サーバー証明書を始めとする電子認証サービスを提供商用電子認証局としての歴史は古く、国内で最長の運用実績を持つ。IoTデバイス向けのOSにLinuxの採用が進んでいることや、IoTデバイス向けの認証基盤を提供していることから、新規事業としてIoT分野への進出を目指している。

DNPは今回の出資により、金融機関向けの自社認証サービスやIoTサービスなどに、CTJが提供する電子証明書による認証技術を利用して、よりセキュリティレベルの高いサービスや、新サービスの開発を目指す。また、セコムは、国際刑事警察機構に社員を派遣し、技術支援するなど、サイバー犯罪対策関連事業の強化を進めているところだ。

Cybersecurity.jpg