ATR 研究成果の社会実装へ ログバーに出資

国際電気通信基礎技術研究所(京都府相楽郡精華町)は、けいはんな学研都市ATRベンチャーNVCC投資事業有限責任組合(けいはんなATRファンド)を通じて、ログバー(月刊事業構想2017年4月号参照)に出資したと2018年9月12日に発表した。

ログバーが旅行者向けに開発したウエアラブル音声翻訳機「ili」には、ATR由来の音声認識・翻訳技術が活用されている。ATRは、自身の研究成果のさらなる普及に期待し、今回の出資を決めた。

けいはんなATRファンドは、ATRが有する技術シーズの事業化を目的に、日本ベンチャーキャピタルがて2015年2月に設立したファンド。産業革新機構、新生銀行、京都銀行など民間金融機関や、住友電気工業、KDDIなどが出資している。

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