NEC、FiNC 靴につけるセンサーを用いた歩行解析で提携

日本電気(NEC)とFiNC(東京都千代田区、月刊事業構想2018年4月号参照)は、NECのIoT技術とFiNCの法人向けウェルネスサービス「FiNC for BUSINESS」を組み合わせたソリューションの共同開発を行う。2018年6月6日に発表した。

2019年の提供開始を目指し、NEC社内での実証実験を2018年10月から開始する。靴や靴の中敷(インソール)に、慣性センサー(IMU)、通信モジュール、電源などを内蔵したウェアラブルセンサーを付け、人の歩行データを取得する。これらのデータから、歩幅や歩行速度などを高精度に推定し、FiNCアプリで蓄積したライフログデータと組み合わせて分析する。

データに基づく分析を基に、個人の健康状態に合わせた、より高度な健康アドバイスの提供を目指す。今回の共同開発は、2017年4月から開始した両社のヘルスケア領域における協業の一環として行うものだ。

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