ZMPが自走式宅配ボックスの実証実験 六本木ヒルズで

ZMP(東京都文京区)は森ビルと共同で、宅配ロボットの実証実験を2017年10月8日から開始した。ロボットはZMPが開発した「CarriRo Delivery」で、最大時速6kmで自動走行できる。

 

実証実験では、まずは森タワーオフィス内に、六本木ヒルズ内の物流センターや店舗から、エレベータを使用して書類や荷物を配達する。また、テレビ朝日の社屋など、六本木ヒルズ内のビルにも荷物を運搬する試験を予定している。

 

CarriRo Deliveryは、宅配ボックスとセンサー、カメラを搭載し、車輪で移動するロボットで、自走あるいは遠隔操作による移動が可能。荷物の宅配やフードデリバリーの人員不足を解決すること、高齢者や幼い子供を持つ親など、買い物に出るのが難しい人の手助けをすることを目標として開発、検証している。

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