NTT西、京都の旅館組合と連携締結 Wifi接続可能に

 

宿泊先で、翌日の観光に備え情報収集したり、一日の思い出をSNSで知り合いにシェアしたりしたい、と考える旅行者に向け、ホテルや旅館での快適なインターネット接続環境の整備が求められている。Wi-Fiを含めた宿泊施設のICT環境整備を目指し、2017年9月25日、京都府旅館ホテル生活衛生同業組合とNTT西日本は連携協定を締結した。

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京都の観光地を案内するデスクトップ型ロボット「Sota」

 

連携協定は、京都府旅館ホテル生活衛生同業組合加入の宿泊施設のインターネット接続環境の整備に関するものだ。Wi-Fi環境の整備だけでなく、コミュニケーションロボットの設置や、様々な国のニュース映像の放映、QRコードを用いた多言語翻訳サービスなどを提供する計画だ。

 

締結式には、京都府旅館ホテル生活衛生同業組合の小野善三理事長、中村貞正副理事長、NTT西日本の佐々木康之京都支店長が出席した。また締結式では、宿泊施設の活性化に向けた新しいサービスの一例として、コミュニケーションロボット「Sota」のデモが披露された。

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連携の締結式は、市内の旅館さわや本店で行われた。(右・小野理事長、左・佐々木支店長)