クレハが防災クレラップを開発 震災の教訓と被災地の声を反映
(※本記事は「いわき民報」に2025年8月22日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)
福島県いわき市錦町に主力工場を置く化学メーカー・クレハは「防災クレラップ」の販売を始めた。背景には、東日本大震災や能登半島地震の被災地から「ラップが役立った」という声が寄せられたことにある。
特に震災の際には錦町のいわき事業者が被災しながらも、東京の本社からいち早く福島県や宮城県に「NEWクレラップ」を提供し、住民の生活を支えた記録が残っているという。
災害時は水不足で食器を洗うことが困難となり、いわき市も震災時に最長で1カ月超にわたって断水したが、皿の上にラップを敷いて汚さずに済んだエピソードは良く聞く。こうした点を踏まえ、広く消費者に防災について理解を深めてもらう狙いのクレラップを手がけた。
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