集英社が事業化伴走支援 「少年ジャンプ+」でビジネスプランコンテスト開催
集英社の「少年ジャンプ+」編集部は2025年12月11日、「マンガテック2026 ビジネスプランコンテスト」の開催を発表し、同日より募集を開始した。同編集部は2020年にスタートアップアクセラレータープログラム「マンガテック2020」を開催しており、334件の応募が寄せられ、クリエイティブ産業の未来を探る新規事業やプロジェクトが生まれた。今回は、アイデアの発掘から実装・事業化へと進むビジネスプランコンテストとして実施する。
「マンガテック2026」は、「少年ジャンプ+」が、「ジャンプ+×イノベーション」をメインテーマに、新たな事業・価値創出を目指して実施するビジネスプランコンテスト。新たなマンガと読者をつなぐデジタルプラットフォームとして進化を続けてきた「ジャンプ+」が次のステージに進むべく、同媒体の枠を広げ、成長していくための実現可能な事業アイデアを募集する。
募集する企画は、「ジャンプ+」自体に関する新企画や新機能のほか、対クリエイターに関する新事業や、海外展開に関する新事業など。大賞に選ばれた応募者には賞金300万円に加え、集英社からのビジネスサポート(事業化のための伴走支援)を行う。また、プラン実現のため、開発資金として集英社が最大5000万円を負担・支給する可能性がある。応募締切は、2026年3月10日。
コンテストの審査員は、「ジャンプ+」編集部のほか、起業家・クリエイターとしてデジタル時代のコンテンツを牽引するけんすう氏(古川健介氏)、プロダクトデザイナーとして数多くの革新的サービスを生み出してきた深津貴之氏が務める。2026年1月19日には、説明会「ジャンプ+の未来を語る夜 ―ジャンプ+ × Innovation」をリアル会場とオンライン会場のハイブリッド形式で開催。コンテストの概要や募集テーマ、ジャンプ+が見据える未来について、ジャンプ+編集長の籾山悠太氏、けんすう氏、深津貴之氏の3名がトークセッションを行う。