建設ロボット開発の建ロボテック シリーズBで1.5億円を調達

建築現場向けロボット企業の建ロボテック(香川県三木町)は、2023年8月22日、シリーズB第三者割当増資により総額1.5億円の資金調達を実施したと発表した。リアルテックファンド3号投資事業有限責任組合(リアルテックジャパン)をリード投資家とし、NTTファイナンス、りそなキャピタル8号投資事業組合(りそなキャピタル)、NCBベンチャー投資事業有限責任組合(NCBベンチャーキャピタル)、HOXINが引受先となった。創業からの累計資金調達額は約6億円となっている。

調達した資金は、2020年に発表し工事関係企業で既に利用されている自走型鉄筋結束ロボット「トモロボ」の最新バージョンのサービス化に充てる。2022年から始めたロボット派遣サービスは110件を超える建設現場で採用されているが、今後は鉄筋工事だけでなく、建設現場の作業者すべてが楽になる新たな機種のサービス化を行う。さらに、今回新たに株を引受けたNTTグループとの技術開発を進めていく考えだ。

鉄筋_建設現場イメージ