楽天生命、家族信託のファミトラ 業務提携
楽天生命とファミトラ(東京都港区)は、家族信託組成サービスの提供を目的として、2022年4月18日に業務提携契約を締結した。高齢社会の課題の1つである、認知症による資産の凍結を防止すること目指す。認知症による資産凍結を防ぐ家族信託制度は、認知症への備えとしての認知症保険とも親和性が高いことから、業務提携契約に至った。
ファミトラは、デジタル技術を活用した家族信託組成サービスの低価格化により、家族信託を一般へ普及させようとしている企業。楽天生命との業務提携を通じて、家族信託と認知症保険を組み合わせ、認知症への事前の備えと、認知症発症後の介護費用や資金問題に対応できるようにする。両社はまずは認知症と家族信託に関するセミナーを共同で開催していく予定だ。そして、家族信託制度の研修を受講した楽天生命代理店が、保険商品やサービスとともに、ファミトラの家族信託制度の提供を行う。