廃棄物素材のアートコンテスト 電子ごみ作品が最優秀作品に

廃棄物処理事業を展開する中特グループ(山口県周南市)は、廃棄物からアート作品を生み出す未来のコンテスト「COIL Upcycle Art Contest 2021」の最終審査会を開催し、全123の応募より最終選考に進んだ12作品から最優秀作品を決定した。2022年2月25日に発表した。

今回のコンテストは「世の中に対して、廃棄物について考えるきっかけを与える」という目的のために、環境と人のこれからに対する問いを提起・議論する場として企画・開催した。生み出された12作品は、一定期間山口県周南市にある主催者のオフィスにて展示し、同時に関係者と協議を行い、全国へ展示行脚を行う。

また今後は、創作成果の評価だけでなく、アーティストの持つ考えや思いにも同じくフォーカスを当て、共に議論することで「アート作品のその先(環境や廃棄物問題について考えること)」をより活性化していくことを考えている。

Nakatoku_2022