日本ジビエ振興協 ジビエ消費拡大プロジェクトを首都圏で開始

日本ジビエ振興協会(月刊事業構想2020年9月号参照)は、国産ジビエ認証を取得した全国14の食肉処理施設の協力のもと、国産ジビエ消費拡大プロジェクト「GO GO GIBIER!」を2021年7月よりスタートする。2021年7月8日に発表した。

このプロジェクトは、国産ジビエの消費を拡大するとともに、国産ジビエを継続的に食べられる環境をつくることが目的。年間を通してジビエを食べられる環境を、外食産業事業者と作っていく。複数の事業者が参画し、国産ジビエの提供店舗のリレーを繋いでいく。

第1弾として、東日本旅客鉄道(JR東日本)では首都圏の「ベッカーズ」全11店舗、「R・ベッカーズ」2店舗、東京駅「THE BEAT DINER」で国産ジビエを使ったメニューの提供を開始する。首都圏のコンビニエンスストア「NewDays」では、国産鹿肉を使用したカルパスを販売する。

第2弾として参画するロッテリアでは、ジビエを使ったバーガーを提供する予定だ。

日本ジビエ振興協会は、今後も国産ジビエの継続的な提供、消費体制の構築を目指し、都市部から参加事業者の拡大を図る。並行して、自衛隊などの公共機関や自治体などの公共団体での提供や、企業給食への拡大も目指していく考えだ。

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