気象庁 6時間後までの降雪量予報を開始

気象庁は、2021年11月10日より、積雪の深さと降雪量の6時間先までの予報を始める。気象庁ウェブサイトでは、既に降雪した雪の状況を分布として提供する「現在の雪」を、この予報を加えた「今後の雪」へとリニューアルする。

2018年2月の北陸地方での大雪など、記録的な降雪による社会活動への影響が問題になっていることを受けたものだ。今回のリニューアルで、24時間前から6時間先までの雪の分布を一体的に確認することができるようになる。

気象庁では、2019年11月から「現在の雪」の運用を開始し、積雪の深さおよび降雪量の24時間前から最新の状況について、面的な分布情報を提供してきた。11月10日13時からは、これらに加えて積雪の深さと降雪量について1時間ごとに約5km格子で、6時間先までの予報を始める。

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