デロイトトーマツ 保険スタートアップ育成支援を開始

デロイトトーマツコンサルティングは2022年11月15日、スタートアップを保険業界の発展・変革に資するインシュアテック企業として育成していく協創型コンソーシアム「インシュアテック アトリエ」を立ち上げたと発表した。同社が10月にオープンした「デロイト トーマツ イノベーションパーク」を拠点に、保険エキスパートによるコンサルティング、協働アセット開発、ネットワーキング、保険会社との協業支援などを提供する。

社会全体のDXの中で、保険業界では保険商品販売のビジネスモデルが大きく変化しており、保険対象も健康・医療・自動車などの主要な分野に限らず、気候変動、宇宙、メタバースなど多様なリスク・機会へと広がっている。「インシュアテック アトリエ」では有望なスタートアップに対した各種支援を提供し、スタートアップと保険業界が有機的に結びついた日本ならではのインシュアテックエコシステムの形成を目指す。 

具体的には、保険業界の課題や先進事例をシェアするネットワーキング、保険会社との協業を目指すスタートアップ企業との個別コンサルテーション、スタートアップの持つ技術等を活かした新しい保険業界向けソリューション開発支援、スタートアップと保険会社の協業支援などを実施する。今後海外スタートアップの発掘やPoC環境の整備などにも取り組む方針。

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「インシュアテック アトリエ」の拠点となるデロイト トーマツ イノベーションパーク