東急不動産 今後開発する住宅は全物件太陽光パネルを標準搭載
東急不動産は、今後開発する分譲マンション「BRANZ」、高級賃貸マンション「COMFORIA」、学生向け賃貸マンション「CAMPUS VILLAGE」の全物件で太陽光パネルを標準搭載することを、2021年11月15日に発表した。
分譲物件では、設置した太陽光パネルで発電した電力を、各物件の日中の共用部電灯分の電力の一部として利用する。一部の高額分譲物件では、太陽光パネルと蓄電池を併設することで、再生可能エネルギーの活用効率を向上する。また原則、賃貸物件では屋根の上などの空間を再エネ事業「ReENE」の太陽光パネル設置場所として貸し出す「PPAモデル」を導入し、再エネの発電量増加を図る。
東急不動産は、企業活動に必要な電力100%再生可能エネルギーとする「RE100」の達成目標年度を2025年度とした。オフィス・商業施設・ホテル・リゾート施設など、同社が保有する全施設での再エネ切り替えを行なっているところだ。今後、住宅事業でも再エネへの切り替え、有効活用を順次進めていく考えだ。