地方銀行の未来構想とは? 事業構想大セミナー、金融庁からも登壇

学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学 事業構想研究所は、2021年9月2日、地方銀行の経営者、経営幹部、新規事業担当責任者、人事担当責任者などを対象にセミナーを開催する。「地方銀行の未来構想―新たな役割の探索と人材育成の観点から―」と題するものだ。

銀行法などを含む「金融関連改正法案」が2021年5月に参院本会議を通過した。改正法の施行後は、地方銀行がそれぞれにクリエイティビティを発揮し、新しい取り組みが始められるようになる。より自由な事業活動が可能になったとき、地方銀行が担う新しい役割とは何か。金融庁監督局 銀行第二課長の新発田龍史氏と、事業構想大事業構想研究所所長の一條和生氏が講演する。

地方銀行の強固な顧客基盤は、異業種から参入する企業は持っていない重要な経営資源だ。規制緩和によって業務範囲が広がれば、地方銀行が地域へ還元できる価値も高まると予想される。事業構想大では、法改正含めた変化を「好機」と捉え、地域経済の発展に貢献し得る金融機関を目指す、地域銀行の経営者・人事責任者に参加を呼び掛けている。

セミナーはZoomで実施する。参加は無料で事前登録制となる。詳細はこちら