MaaS Tech Japan 東京海上HDなどから3.2憶円を資金調達
MaaS Tech Japan(東京都千代田区)は、DBJキャピタルをリード投資家とする第三者割当増資で3.2憶円を資金調達したと、2021年12月8日に発表した。引受先は、ゼンリンフューチャーパートナーズ、東京海上日動火災保険、三菱商事、SMBCベンチャーキャピタルなど。
MaaS Tech Japanでは、(1) MaaSデータ統合基盤「TraISARE」、(2) 交通事業者や自治体の交通サービスのプランニング、モニタリングを支援する分析ソリューション「MaaSコントローラ」、(3)モビリティの利用などに必要なMaaSアプリの3プロダクトを開発している。これらについては、現在様々な自治体・エリアと連携を進めているところだ。
2020年6月に業務提携した東京海上ホールディングスからも出資を受け、資本・業務提携した。今後のMaaS社会の進展を見据えた、新たなMaaSサービスや保険商品の共同研究を目的としている。特に、東京海上グループの保有データを活用した新たなMaaSサービスの共同開発や、MaaS領域における新たな保険サービスの共同研究などを行なっていく考えだ。