第17回キッズデザイン賞 最優秀賞に「こども選挙」
NPO法人キッズデザイン協議会は2023年9月20日、子どもの安全・安心と健やかな成長発達に役立つ優れた製品・サービス・空間・活動・研究などを顕彰する「キッズデザイン賞」の第17回受賞作品を発表した。最優秀賞には子どもに対する主権者教育「こども選挙」、優秀賞には「エキマトペ」などが選定された。
こども選挙実行委員会による「こども選挙」は、小学生から17歳までの子どもたちを対象とした模擬選挙プロジェクトで、2022年の茅ヶ崎市長選挙で始まり、2023年4月の統一地方選挙において全国3都市に広がっている。「子どもを社会的弱者と捉えるのではなく、これからの社会を担う主役として位置づける」取り組みが高く評価された。
富士通の「エキマトペ」は、駅のアナウンスや電車の音といった環境音を文字や手話、オノマトペとして視覚的に表現する装置。聾学校との連携により開発され、スーパーコンピューターとAI を活用した最新テクノロジーを駆使して開発されている。
第17回キッズデザイン賞には398点の応募があり、258点が受賞した。
第17回キッズデザイン賞受賞製品群
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