コスモ、岩谷産業 トラックターミナルに水素ステーションを開所

コスモエネルギーホールディングスのグループ会社であるコスモ石油マーケティングと岩谷産業の出資会社である岩谷コスモ水素ステーションは、2024年4月8日、「岩谷コスモ水素ステーション平和島」をオープンした。小型、大型燃料電池トラック(FCトラック)への短時間での充填が可能な水素ステーションだ。

日本自動車ターミナルが運営する京浜トラックターミナル内で営業中の、コスモエネルギーグループ系列・京浜トラックターミナル平和島SS(運営会社はキタセキ)に併設している。トラックターミナル内での水素ステーション設置は国内初のケース。供給方式は液化水素貯蔵・オフサイト型、供給能力は毎時60kgで、FC大型トラックにも短時間で水素の充填が可能だ。

東京都大田区平和島に位置する京浜トラックターミナルの貨物取扱量は国内最大であり、そこで水素ステーションを設置することは、FC商用車の国内実証の拠点としても重要だという。


■事業構想大学院大学出版部 編集/ライター経験者を募集■
事業構想大学院大学出版部では、編集/ライター経験者を募集しています。応募に関する詳細はこちら