東レグループがアップサイクル事業へ初進出、新ブランド設立

東レインターナショナル(東京都中央区)は2024年6月13日、東レグループが定める「サステナビリティ・イノベーション事業」の推進を目的として、廃棄物削減を目指したアップサイクルブランド「TSUTSU(ツツ)」を立ち上げたと発表した。東レグループとしては初のアップサイクルブランドとなり、プロダクトの第一弾はアンブレラ製品を販売する。

同ブランドの第一弾として販売されるのは、同社が請け負う縫製品を仕立てるまでの製造工程や、流通段階で発生する衣料用ナイロン6の余剰生地を活用した「TSUTSU The Umbrella 621」。「折り畳み傘以上、長傘未満」サイズのオリジナルデザインを開発し、軽量・高強度・高耐久なカーボンファイバーを傘骨に採用した。さらに、傘地部分は古くなったらユーザー自身が簡単に取り換え可能な仕様にし、ロングライフ性を実現した。

同社は2024年6月13日より、CCCグループのクラウドファンディングサービス「GREEN FUNDING」において、「TSUTSU The Umbrella 621」クラウドファンディングを実施。また、6月14日より、二子玉川 蔦屋家電にあるショールーム「蔦屋家電+」にて「TSUTSU The Umbrella 621」を展示する。

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