ジェクトワン 「アキサポネット」を始動、空家活用を全国展開

不動産の売買・賃貸・仲介および空き地活用事業を展開するジェクトワン(月刊事業構想2020年3月号参照)は、空家活用事業「アキサポ」の全国展開として、全国各地の事業者と提携した組織「アキサポネット」を組成し、加盟事業者であるアキサポネットメンバーへのサポートを開始した。2021年6月29日に発表した。

「アキサポ」は、空家を借り受け、全額費用負担でリノベーション工事を行い、一定期間転借するサービス。ジェクトワンは、2016年より首都圏を中心に「アキサポ」ブランドで空家活用事業を開始し、物件特性や地域のニーズに合わせたリノベーションを行うことで、さまざまな空き地をシェアキッチンや新店舗、宿泊施設などへ再生してきた。

今回、全国各地の事業者とパートナー提携する「アキサポネット」を発足することで、全国各地に点在する空家問題の解決を目指す。現在、ノスタルジックカンパニー(石川県)、LICOS(大阪府)、ベイサイドリアルター、トマルバ(京都府)の加盟が決定している。今後、これまでの「アキサポ」の実績を基に各地の加盟事業者に向けてノウハウの提供、情報共有によって連携しながら全国各地の空き地問題解決を目指していく考えだ。

アキサポネット