Gakkenとミラボ 「次世代幼児教育事業プラットフォーム」構築へジョイントベンチャー設立

学研ホールディングスのグループ会社のGakken(東京都品川区)は2022年12月1日、ミラボ(東京都千代田区)と共同で、ジョイントベンチャー「hug Labo株式会社」を設立したと発表した。これにより、両社の強みを活かした「次世代幼児教育事業プラットフォーム」を実現し、幼児教育・保育のより良い発展のための戦略策定・開発体制の構築を目指す。

ミラボは、予防接種AIスケジューラーや電子母子手帳機能を搭載した「子育て支援アプリ」などの自治体DXサービスを展開しており、Gakkenは学びのコンテンツや保育所などのこども施設・幼児教育に関する知見を有している。今回、新会社の設立により、それぞれが持つ知見・リソースを持ち寄ることで、Gakkenが2021年6月より提供している子育てクラウドサービス「hugmo(ハグモ―)」の充実を加速させ、競合する保育ICTサービスとの差別化を図る。また、両社の持つ販売チャネルを活かし、市場でのシェア拡大を目指していく。

「hugmo」は保育所・こども園・幼稚園・学童保育などのこども施設と保護者をつなぐ子育てクラウドサービスで、全国約3700園、約18万人の保護者が利用している。アプリによるお知らせ配信、電子連絡帳、出欠QR打刻や、保育者の業務効率化につながるデジタル日誌・計画管理などの業務支援機能、写真販売などを提供し、こども施設と保護者間のコミュニケーションを円滑にし、業務効率化をサポートしている。

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