病院や在宅サービスに投資するファンドが始動 JIC、日揮などが投資
ユニゾン・キャピタル・グループは、2021年12月13日、UCヘルスケア・プロバイダー共同投資事業有限責任組合(UCヘルスケア組合)を設定した。同グループが運用と助言を行っているユニゾン・キャピタル5号投資事業有限責任組合、Unison Capital Partners V(J), L.P.(あわせてUCP V)が投資する案件のうち、医療機関・調剤薬局・在宅系サービスに投資することを目的としている。
想定サイズは300億円を見込んでおり、設定日までに253億円のコミットメントを集めた。産業革新投資機構(JIC)、日揮は同ファンドに投資したことを発表している。UC ヘルスケア組合は、国内初の総合ヘルスケア・プロバイダーの創出を目指しており、各関係機関の連携を図りつつ、ヘルスケア提供者の勤務環境を整備していく。この分野の生産性の向上と、質の高いヘルスケアの効率的な提供を実現する。医療・看護・介護・薬局の多職種連携を推進し、サステナブルなヘルスケアプラットフォームの構築を目指すという。