カヤックとカインズが資本業務提携 デジタルマーケなどで連携

カヤック(神奈川県鎌倉市)とカインズ(埼玉県本庄市)は、資本業務提携契約を締結したことを、2022年5月23日に発表した。カヤックとしては初めての資本業務提携となる。

カヤックは体験型のレジャー施設やデジタルプロモーション、ゲームエンタメの企画・開発やVR・メタバース開発などを展開している企業。カインズは、28都道府県下に228店舗を展開するホームセンターチェーンだ。ホームセンターとして地域と協力し、未来の「まちのくらし」を共に創っていくことを目指す「くみまち構想」を加速している。

今回の提携により、カインズの目指す「IT小売企業」や地域社会との共創を図る「くみまち構想」の実現に向けたパートナーとして協力していく。顧客体験の価値向上や新商品開発、カヤックとカインズの人財交流による社内文化の活性など、様々な分野で協業を進めていく予定だ。

「DIY文化の創造」、「つくる人を増やす」というビジョン、地域に着目し地域に根ざす事業目標において、両社の価値観に高い親和性があると判断し資本業務提携に至った。カヤックのもつ独創的な発想力と高い技術力、カインズの商品開発力と店舗、スタッフが組み合わせ、カインズの目指す「IT小売企業」、「くみまち構想」の実現につなげていく。