光巨プロジェクト 3Dプリンターによる建築サービス「DDD.homes」を開始

光巨プロジェクト(神奈川県横浜市)は2022年11月30日、建設テックベンチャーのPolyuse(東京都港区、月刊事業構想1月号参照)と連携し、日本製・建設用3Dプリンターによる建築サービス「DDD.homes」の提供を2022年12月より開始すると発表した。 

「DDD.homes」では、日本製プリンターのコストメリットを生かしつつ、日本独特の風土や建設現場のサイズに最適化させた建築サービスを提供する。同社は12月1日・2日の2日間、ウェルビーイングの実証実験「ハマウェル」(横浜市都市整備局企画部都市デザイン室主催)に出展し、「DDD.homes」によって建築した世界初の国産3Dプリンターサウナを展示する。同社は同イベントへの参加が正式に決まってから、プロジェクトチームの発足、デザイン、設計、3Dプリント、設置までをわずか29日間で実施したという。 

光巨プロジェクトは、「横浜知財みらい企業」に認定されているクリエイティブデザインカンパニー。ビジネスにおける課題解決への貢献を目標に、共感を生む事業の立案や企画・ブランディングを請け負う。Polyuseは、日本初の「3Dプリンターを使った建築許可を得た建築物」を建築した、建設テックベンチャー。建設用3Dプリンターを中心とした建設業界特化型のハードウェア、ソフトウェア、サービスの企画設計、製造、販売を行っている。

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