岩谷産業、JDSC 協働で高齢者フレイルリスク検知・予防サービス開発へ
岩谷産業とJDSCは、高齢者のフレイルリスク検知の高度化・予防サービスの開発に向け協業することで合意した。2022年4月20日に発表した。
ガス・電力使用量データから、家庭内の行動を可視化するAIの実証実験を2022年3月7日に開始した。実証実験では、岩谷産業が展開するIoTプラットフォーム「イワタニゲートウェイ」で家庭のガス・電力使用量データを収集し、データ解析技術を持つJDSCが分析することで、電力使用量データだけでは読み取りづらい「食事」や「入浴」といった宅内行動の変化を読み取り、可視化することを目指す。これにより、フレイルリスク検知の高度化・予防サービスの開発につなげる狙いだ。
フレイルとは、介護が必要となる前段階の虚弱状態のこと。この状態では、食事の改善や運動不足の解消などにより、健康状態を改善することが可能とされている。