阪急阪神百貨店 大阪府「CO2森林吸収量・木材固定量認証制度」の第1号に

エイチ・ツー・オー リテイリンググループの阪急阪神百貨店は2023年8月18日、同社の取り組みが、大阪府が4月に創設した「CO2森林吸収量・木材固定量認証制度」の第1号に認証されたと発表した。

大阪府の「CO2森林吸収量・木材固定量認証制度」は、大阪府内における森林整備によるCO2森林吸収量や、大阪府内産木材の利用によるCO2木材固定量を認証する制度。炭素を長期的に貯蔵が可能な木材に着目し、建築物等への利用を促すことが目的だ。企業が実施する森林整備や木材利用の取り組みについて、その成果をCO2森林吸収量及びCO2木材固定量として見える化し、脱炭素社会の実現への社会貢献活動の実績として広く訴求できる。

H2Oグループは2021年に大阪府との包括連携協定を締結し、サステナビリティ経営の一環として大阪産木材の活用を進めている。2023年4月の阪急うめだ本店8階「GREEN AGE」のオープンと紳士服洋品売り場の改装では、環境装飾や什器の一部に大阪産の木材を利用。これにより、同認証制度における規定の利用量を上回る計8.48立方メートルの大阪産木材を使用したことから、木材利用(CO2木材固定量6.8トン)の取り組みとして大阪府より認証を受けた。

阪急阪神百貨店2308 

阪急うめだ本店8階「GREEN AGE」