バイエル クロップサイエンスとウォーターセル 営農支援サービスで連携・協業へ

バイエル クロップサイエンスとウォーターセル(新潟市、月刊事業構想2019年10月号参照)は、両社の営農支援サービスの連携と協業へ向けた基本合意書を2023年5月10日に締結した。

バイエルクロップサイエンスは、稲作農家向けに「水田雑草テーラーメイド・ソリューション」を提供している。ニーズに合わせた農薬の組み合わせにより、圃場ごとの課題に合わせた解決策を提示するものだ。一方、ウォーターセルの「アグリノート」は、航空写真マップをもとに圃場を把握し、圃場やそこで実施した農作業など、営農に関するさまざまな情報を記録・集計・出力・組織内共有できる営農支援ツール。利用組織数は2023年3月末現在1万7000を超えた。

今回の基本合意書に基づき、バイエル クロップサイエンスのデジタル診断・処方ツールと、ウォーターセルの「アグリノート」の連携を両社で図る。市場や農家の要望に対し、営農管理から防除技術提案までのソリューション開発を目指していく。

水田イメージ