楽天、西友　楽天ポイント軸とするOMO戦略の協業体制を本格展開

西友、楽天グループ、楽天ペイメント、楽天Edy、楽天カードは、西友が運営する西友、リヴィン、サニー全店舗において、楽天ポイントを軸にしたOMO（オンラインとリアル店舗の融合）戦略の新たな協業体制を2022年4月より本格展開する。2022年3月10日に発表した。

まず4月1日、楽天カードとしてはスーパーマーケット業界との初めての取り組みとなる、クレジットカード機能付きオリジナルデザインカード「楽天カード 西友デザイン」を発行する。これにより、同カードに付帯する電子マネー、楽天Ｅｄｙも西友などの全店舗で利用が可能になる。また同26日には楽天西友ネットスーパーアプリに店舗でも使える機能を追加、楽天西友アプリとしてリリースする。さらに、同日から「楽天ポイントカード」が西友グループの全店舗で利用可能となる。

今後は、両社の協業体制をさらに強化し、ネットスーパー事業、OMOを通じたデジタルマーケティングの強化、楽天エコシステムを活用した新規顧客層の獲得と既存顧客のさらなる活性化を図る。西友は、日本を代表するOMOリテーラーへの進化を目指していく。また楽天は、西友と構築したプログラムをモデルに、OMOプラットフォームとして全国で展開し、日本中のスーパーマーケット業界をエンパワーメントすることを目指していく考えだ。