事業構想大 南相馬市と連携協定を締結、地域経済活性化目指す
先端教育機構 事業構想大学院大学と福島県南相馬市は、南相馬市の地域経済の活性化を目的とする「地方創生及び人材育成の推進に係る連携に関する協定」を2022年3月8日付で締結した。
南相馬市は、東日本大震災と、福島第一原子力発電所事故の影響により一時大きく減少した市内居住人口を回復させるとともに、交流人口拡大と移住定住を推進している。
例えば、「ロボットのまち南相馬」の実現を目指し、福島ロボットテストフィールドを核としてロボット産業を中心とした新産業創出と人材の呼び込みを始めた。また、教育・子育てを大きな政策の柱の1つに据え、幼稚園・保育園の無償化、18歳以下の医療費無料化を実現し、2022年度には小中学校の給食費を無償化する予定だ。
協定に基づき、(1)地域経済の活性、(2)まちづくり及び地域課題の解決、(3)これらのための人材育成、(4)地方創生及び人材育成の推進に資すること、の4点に取り組む。
先端教育機構では、全国で地域活性に取り組む事業構想大学院大学の利点を生かし、南相馬市が目指す地域経済の活性化の推進に貢献していく考えだ。