INCLUSIVE 宇宙データ活用支援する新会社を設立
INCLUSIVE(東京都港区)は、宇宙関連事業の開発を目的として、INCLUSIVE SPACE CONSULTING(ISC)を北海道に設立することを、2022年3月9日に発表した。
ISCでは、人工衛星から得られるデータを活用した事業コンサルティングとソリューション開発を軸に、顧客による人工衛星の事業への活用をサポートしていく。社外取締役として、民間ロケット開発を行うインターステラテクノロジズの代表である稲川貴大氏が参画する。
ISCの展開する事業は、(1)衛星データ利活用によるコンサルティングサービス、(2)衛星打ち上げ支援サービス、(3)独自の衛星運用支援サービスなど。まずは衛星データ活用による、一次産業をはじめとした既存産業の効率化・課題解決に取り組む計画だ。2024年頃のサービス化を目指して、北海道大樹町などでPoC(概念実証)を開始する。また、ISTが開発中の超小型人工衛星打上げロケット「ZERO」の打ち上げ成功後には、企業や自治体による独自衛星の打ち上げと運用を支援するソリューションを展開していく予定だ。