セブン銀行、デジタルワレット 国際送金サービスで協業に合意

セブン銀行は、モバイル国際送金サービス「Smiles」を手掛けるデジタルワレット(東京都千代田区)と国際送金サービス分野での協業について合意した。2024年2月9日に発表した。

合わせてセブン銀行は、子会社で海外送金サービス「Sendy」を運営するセブン・グローバルレミットの発行済み全株式をデジタルワレットへ譲渡する。またセブン銀行とデジタルワレットのATM提携契約を締結した。これにより、日本に居住する外国人が金融サービスを利用する際の利便性を向上する。

2014年に設立されたデジタルワレットは、グッドデザイン賞を受賞したモバイル国際送金サービス「Smiles」を提供している。今回の協業により、2024年4月以降、セブン銀行ATMを活用して24時間いつでも送金原資を入金できるようになる。入金したお金は「Smiles」で、利用者のスマートフォンからほぼ即時に全世界200カ国以上へ送金できる。両社で協力することで、国内に居住し就労する外国人の金融包摂を推進するサービスを提供していく方針だ。

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