JR東日本 Suicaの統計情報の定型レポートを販売開始

JR東日本は、Suica利用者のデータを、利用者個人が特定されないよう統計処理したデータの販売を開始した。2022年3月16日に発表した。

地域活性化などに活用することを想定したもので、「駅カルテ」として販売する。駅の改札を入出場する際に記録されるデータ(入出場駅、入出場時間等)を用いた定型レポートで、作成した図や表を、駅別に月次のレポートにして提供するものだ。データ使用を希望しない人は、集計から個別にデータを除外することができる。

対象となる駅は首都圏の600駅で、2017年以降のデータを提供する。期間やレポートの対象数で、提供データ内容や価格に違いがある。JR東日本が統計処理・レポート化した駅カルテを、ジェイアール東日本企画と日立製作所を通じて、自治体や企業向けに販売していく。

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