セブン-イレブン、「コンビニは高い」払拭目指す 松竹梅の「梅」重点強化

(※本記事は「食品新聞」に2024年9月20日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

セブン-イレブン・ジャパンの青山誠一氏の写真
18日の会見で青山誠一氏

「セブン-イレブン(の店頭価格)に対して、割高に感じる人が年々増加。そのため来店しなくなる、あるいは買い控えるお客様もおり、対応せねばならない」。9月18日の下期商品政策説明会で、セブン-イレブン・ジャパンの青山誠一商品戦略本部長が語った。

同社が消費者1万人を対象に実施した昨年7月の調査では、コンビニの価格を「割高」と答えた人は約64%。フードデリバリー(55%)をも上回った。

ここ数年同社では、価格帯別にメリハリをつけた商品開発を行う「松竹梅」マーケティングを展開。なかでも顧客接点の強い「竹」の磨きこみに力を入れてきた。

だが「これまで品質に重点を置いて成長を続け、そこに共感いただいているお客様も多い一方、経済性重視のお客様が増えてきた」(青山氏)。今後は「梅」への対応を強化する方針だという。

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