東京海上、ミライロ、ぜんち共済 デジタル障害者手帳を通じがん保険を販売

東京海上日動火災保険(東京海上日動)、ミライロ、ぜんち共済は、デジタル障害者手帳「ミライロID」に障害者手帳を登録している方とその家族向けのがん保険を開発し、販売したことを、2022年1月20日に発表した。

デジタル障害者手帳ミライロIDは、ミライロが2019年7月にリリースしたもの(関連記事)。ミライロIDに障害者手帳を登録しているユーザーに対し実施したアンケートにおいて、約6割が保険の加入を検討する際に困ったことがあると回答した。また約8割が「障害のある人のための専用がん保険があったらよい」と要望したことから、今回「ミライロ保険<がん保険>」の開発・販売に至った。

歩行障害や知的障害など、障害に関する治療状況の告知を不要とするほか、告知内容を簡素化することで、障害がある方も加入しやすい商品となっている。また、障害がある方(被保険者)の代理として、家族、成年後見人、保佐人・補助人、施設職員・従業員が被保険者の健康状態を確認したうえで、代理で手続き・告知ができるようにした。