エステー 猫用スマートトイレの企業を完全子会社化
猫用スマートトイレ「トレッタ」を展開するトレッタキャッツ(神奈川県藤沢市)は2026年7月17日、エステーによる株式の100%取得に伴い、同日付でエステーグループの一員となったと発表した。トレッタキャッツのスマートトイレ技術や猫ヘルスケアデータと、エステーのブランド力・製品開発力を融合させ、ペットケア事業の強化と新たな事業シナジーの創出を図る。
トレッタキャッツは、2015年3月に設立された企業で、猫の尿量や体重などを毎日自動で測定できる猫用スマートトイレ「トレッタ」を中心に、ペットの健康管理を支える事業を展開してきた。体重や尿量、尿回数などの健康指標を自動で記録・管理できるスマートトイレと、獣医師監修の専用アプリを連携し、測定データに一定の変化が見られた際には飼い主のスマートフォンへ通知する。同時に、提携する全国100院以上の動物病院へ情報を共有できる「動物病院アラート連携システム」も備える。多頭飼育の場合でもAI搭載カメラがそれぞれの猫を識別し、猫ごとに自動で撮影・記録するほか、食事や日々の様子といった健康データもスマートフォンで管理できる。
エステーはペットケア事業をウェルネス領域の中核事業と位置づける方針を打ち出している(月刊事業構想2026年2月号参照)。トレッタキャッツの完全子会社化により、ペットの健康管理と快適な暮らしを支えるペットケア事業を強化し、事業シナジーの創出をめざす。今回のエステーの子会社化に伴い、トレッタキャッツの代表取締役には藤原一樹氏が就任し、新体制で事業を推進する。現在提供中の「トレッタ」のサービス内容に変更はなく、これまでどおり継続する。