ポケットマルシェが「雨風太陽」に 親子地方留学事業を開始

産直アプリ「ポケットマルシェ(ポケマル)」を運営するポケットマルシェは、2022年4月25日、社名を「雨風太陽」へ変更した。本社も、岩手県花巻市のJR花巻駅構内へ移転した。

同日、地方留学事業を立ち上げることも発表した。これは、生産者のもとで自然に触れ、命の大切さを学ぶ「親子向け地方留学プログラム」を開催する事業だ。プログラムは体験、宿泊、地域内移動を含み、2024年中には1000家族以上の受け入れを目指す。

新事業では、生産者と消費者をつなぐアプリの運営を通じて獲得した、6700の生産者とのネットワークを活用する。地元の農家や漁師の協力があるからこそ可能な体験を消費者に提供していく。宿泊は家族で泊まれることを前提に、公営住宅の空き室などの地域の遊休資産を使い、地域内移動は車を持つ地域のアクティブシニアとの連携して行う。

地方留学事業は、2022年度は子どもの夏休みに合わせて試験的に実施する計画。岩手県内4市町(遠野市・花巻市・釜石市・大槌町)が候補地として挙がっている。

農業体験イメージ

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