井村屋グループ アップサイクルセンターを竣工 パウダー化で菓子に再利用

(※本記事は「食品新聞」に2025年3月31日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

本社工場内のアップサイクルセンター
本社工場内のアップサイクルセンター

長年にわたり環境に配慮した製品づくりを進める井村屋グループでは3月21日、あずきバーや肉まんなどを製造する三重県津市の本社工場内にアップサイクルセンターを竣工した。豆腐の製造時に出るおから、あずき製品の製造時に出る皮などの副産物をパウダー化し、菓子などにアップサイクルして販売することで、食品ロス削減に加え、環境配慮に取り組む企業として消費者に訴える。

井村屋グループでは01年から、産業廃棄物ゼロに向けた「ゼロエミッション」への取り組みをスタート。CO2削減に向けてバイオマスボイラーの導入などを進めてきた。井村屋では小豆製品、豆腐、カステラ、肉まんなどの製造時に年間約3600tの食品ロスが発生する。

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